2021年1月30日土曜日

第30回竹サロンを実施いたしました!

 1月28日(金)18時~20時に竹サロンを実施いたしました。

今回の竹サロンは,参加者の皆さんと活発に意見交換をすることを目的としてオンラインワークショップを実施しました。

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ワークショップは以下の4つの項目を行いました。

①参加者自己紹介

②国内の筍生産の現状共有

③課題分析

④プロジェクト立案

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各項目について簡単に紹介します。


①参加者自己紹介

最初に行った参加者自己紹介では、以下の4つの窓をベースにと竹との関係について一人ずつ紹介をして頂きました。



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②国内の筍生産の現状共有
次に行った、国内の筍生産の現状共有では林野庁のデータをもとに筍生産の現状について参加者と共有をしました。


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③課題分析
その後、運営側が用意した表をもとに筍農家の現状の課題について分析を行いました。



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④プロジェクト立案

最後に、参加者内で課題である放置竹林問題の緩和のために何が出来るかをプロジェクトとして検討をしてみました。




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所感:今回は卓上の課題に対して参加者で意見を出し合うというワークショップを行いましたが、竹に関心の高いみなさまの参加によって予想以上に現実的で深い議論を展開させることが出来ました。参加された皆様、ありがとうございました!



今後も、竹サロンでは様々な立場の方々が集まるオンラインの場を有効活用するために今回のようなワークショップの取り組みを実施していきたいと思います。
来月以降もよろしくお願いいたします!

文責:笹原

当日の様子はこちら↓


2021年1月17日日曜日

1月の竹サロンのお知らせ

 2021年も竹サロンをよろしくお願いいたします!

1月も、2回 オンライン竹サロンを実施いたします!


①第7回 竹サロンニュースの会

実施日時:2021年1月22日(金)18時~20時

開催場所:オンライン zoom URL(https://zoom.us/j/98664131926)もしくは、ミーティングID: 986 6413 1926

・最近の竹情報の紹介と議論

(取り上げるニュースの内容は当日のお楽しみに!)


②第30回 竹サロン情報交換会

実施日時:2021年1月29日(金)18時~20時

開催場所:オンライン zoom URL(決定次第お知らせします)

→決定しました

オンライン zoom URL (https://zoom.us/j/96452757360)  

もしくは、ミーティングID: 964 5275 7360

★参加時は表示名を本名にして待機室にてお待ちください。


実施内容:竹の課題に関するワークショップ

みなさまとお会いできるのを楽しみにしています!


また、今後竹サロンにて発表を希望される方はこちらから連絡をお願いします!




2021年1月1日金曜日

第29回 竹サロン情報交換会を実施しました!

 

2020年12月25日(金)に、オンライン上にて第29回竹サロン情報交換会を実施しました。

今回は全国から15名の方が参加をしてくださいました!

当日のプログラムはコチラ


当日は3つの研究発表と1つの話題提供がありましたので、その所感を以下に記します。

「 Google Earth を活用した西日本における竹林拡大の停滞の可能性とハチク開花・衰退の影響診断

 発表者:大藤早織(香川大農学部)

>>Google Earthに画面上での判読と現地調査を併せてハチクの開花域を調べるという現代的で興味深い研究でした。手法として、広域の竹林資源量を判読する際には安価で有用な手法であるように感じました。一般的に竹林拡大が社会問題になっている一方で、調査地では広葉樹林が拡大している可能性を示唆していたのが印象的でした。今後の発展に期待しています!

  

香川県のハチク林における地域〜林分スケールでの開花様式と開花後の様相

  発表者:小林剛(香川大農学部)

>>一言で竹林と言っても、竹林を含む森林域が大きい場所や小さい場所等、多様な規模の景観があります。この研究では異なる大きさの森林域で竹林内の開花強度の違いや開花後にどのような植物が増えるのかを調べていました。里山地域の少子高齢化が進む日本の先を予測する重要な研究なので今後の成果に期待しています!



広域的な竹林拡大の停滞予測のための近年の香川県におけるハチク開花林の出現パターンの解析

 発表者:小林剛(香川大農学部)

>>近年開花が観察されるハチク林調査を通じて、香川県内の竹林の遷移を探ろうとするロマン溢れる研究でした!開花というタケの生活史にとって重要なイベントを中心に、竹林はこれからどうなっていくのか?が今後どのように明らかになっていくのかが楽しみです!


「門松の楽しみ方」

  発表者:大谷 悠巴(京都大学大学院農学研究科修士課程卒)

>>日本人であれば誰もがその存在こそ知っているものの、説明できる者はほぼいないであろう「門松」を鑑賞するための7つのポイントを紹介してくださいました。また、門松の由来は諸説あるものの現状の門松において正解は一つではなく、多様性を認めることの豊かさをお話頂きました。正月が楽しみになりました!(当日の動画はコチラ



今回の竹サロンも2時間では足りないほど活発な質疑が繰り広げられました。竹について議論をするとすぐに時間が過ぎてしまいますね!


2021年も竹サロンは第3、第4金曜日にオンラインで開催する予定です。

疑問・質問は運営まで salon.de.bamboo@gmail.com

竹サロンで発表を希望される方はこちら https://forms.gle/ysAx1yGGy6usF75BA

facebook竹サロングループ ←こちらでは常時活発な情報交換がなされています。是非、ご参加ください。

文責(笹原)
コチラ
[Kochira]
Here
近年開花が観察されるハチク林調査を通じて、現在の竹林の遷移を探ろうとするロマン溢れる研究でした!開花という竹の生態にとって重要なイベントを中心に、竹林はこれからどうなっていくのか?が今後どのように明らかになっていくのかが楽しみです!
[Kin'nen kaika ga kansatsu sa reru hachiku-rin chōsa o tsūjite, genzai no chikurin no sen'i o sagurou to suru roman afureru kenkyūdeshita! Kaika to iu take no seitai ni totte jūyōna ibento o chūshin ni, chikurin wa korekara dō natte iku no ka? Ga kongo dono yō ni akiraka ni natte iku no ka ga tanoshimidesu!]
It was a romantic study to explore the succession of the current bamboo grove through the bee forest survey, which has been observed to bloom in recent years! What will happen to the bamboo grove, centered on the event of flowering, which is important for the ecology of bamboo? I'm looking forward to seeing how it will become clear in the future!

竹サロンのHPを作成しました。今後はHPより情報を発信致します

皆さま平素よりお世話になっております。竹サロン運営です。 この度、竹サロンはHPを構えることになりましたので、改めて報告致します。URLは以下になります。 https://take-bamboo.com/ 今後は竹サロンの実施情報や振り返りなどは、こちらのHPより発信致します。な...