第3回若手竹研究会@京大は台風にて延期となりました。
10月3日(水)17:00-京大内に変更となります。
というわけで、大学にいる3人で
「現代農業 特選シリーズ4 竹 徹底活術」のDVDを観ながら交流を図りました。
DVDの中身は以下の4テーマでした。
・竹炭は竹林の中でやく
・ 1m切りで竹を枯らす
・竹パウダーでつくる・使う
・つくってみよう竹テント
あ…、その前に
先日高知県土佐市で取らせてもらったモウソウチク開花地のリター仕分けの手伝いをしてもらっていたことを忘れていました。ありがとうございました。
(文責:小林)
2018年9月30日日曜日
2018年9月5日水曜日
第2回若手竹研究会記録
第2回若手竹研究会を実施したのでその様子を報告します。
開催日時:2018年8月25日(水)14:00‐16:00
筑波大学 総合研究棟A518教室にて
第2回 若手竹研究会を実施した
参加者:相原、大谷、小林、笹原
研究発表は以下の順で実施した(20分/1人 質疑応答含)。
1. 「モウソウチクに関する光合成速度の日変化及び季節変化の特性解析」
大谷悠巴(京大院OB)
→所感:竹林の生産性を理解する上で個葉の光合成の能力を定量化することは重要です。大谷さんは大学院の修士課程在籍時に研究していた、モウソウチクの個葉の年間通した光合成速度の調査結果@京都府亀岡市に関して発表してくださいました。夏はともかく、冬でもあまり値が落ちていないという結果が印象的でした。社会人にも関わらず現役復帰を果たしてくださいました。こういう方が増えると嬉しいですし、竹関係が盛り上がることにつながるだろうと思います。
2. 「竹林の荒廃・拡大に対する周辺住民の認識・評価ー茨城県つくば市茎崎地区を事例に」「廃村竹林紀行」
相原隆貴 (筑波大院 森林生態環境学研 M2)
→所感:卒論研究の発表+直近の調査について報告してくれました。私もご一緒させてもらった廃村調査については、今後、ライフワークとしてくらいの気持ちで聞き取り調査などに努めていこうという話になったかと思います。どこから手をつけるか今後が楽しみです。
2. 「モウソウチク林の拡大メカニズム解明を目指してー地下と地上部の資源分配ー」
小林慧人(京大D1)
→所感:今年の4月から5月にかけて淡路市で行った地下部の調査について報告しました。竹林の炭素循環において、これまで測定が大変でかつ難しいために、定量化できていなかった地下茎の生産量を、エアスコップを用いることで定量できたということがポイントでした。地下部のバイオマス・生産量は地上部に匹敵するくらいなのです。泥臭く地下部を見ていきたい!という方が増えればいいな、と思いました。
4. 「WBC報告・メキシコ竹歩き」
笹原千佳(京大D1)
→所感:世界竹会議から帰ってきたばかりで、すっかりメキシカンに染まった笹原さんからとても楽しい報告がありました。町の様子、植物園における世界の竹の紹介など、最後まで聴き飽きませんでした。また海外の竹仲間との再会もあったとのこと。グローバルですごいですね。今回のWBCの様子をまとめておられるようで、竹文化振興協会発行の会誌「竹」に半年以内には掲載されるそうです。
(文責:小林)
開催日時:2018年8月25日(水)14:00‐16:00
筑波大学 総合研究棟A518教室にて
第2回 若手竹研究会を実施した
参加者:相原、大谷、小林、笹原
研究発表は以下の順で実施した(20分/1人 質疑応答含)。
1. 「モウソウチクに関する光合成速度の日変化及び季節変化の特性解析」
大谷悠巴(京大院OB)
→所感:竹林の生産性を理解する上で個葉の光合成の能力を定量化することは重要です。大谷さんは大学院の修士課程在籍時に研究していた、モウソウチクの個葉の年間通した光合成速度の調査結果@京都府亀岡市に関して発表してくださいました。夏はともかく、冬でもあまり値が落ちていないという結果が印象的でした。社会人にも関わらず現役復帰を果たしてくださいました。こういう方が増えると嬉しいですし、竹関係が盛り上がることにつながるだろうと思います。
2. 「竹林の荒廃・拡大に対する周辺住民の認識・評価ー茨城県つくば市茎崎地区を事例に」「廃村竹林紀行」
相原隆貴 (筑波大院 森林生態環境学研 M2)
→所感:卒論研究の発表+直近の調査について報告してくれました。私もご一緒させてもらった廃村調査については、今後、ライフワークとしてくらいの気持ちで聞き取り調査などに努めていこうという話になったかと思います。どこから手をつけるか今後が楽しみです。
2. 「モウソウチク林の拡大メカニズム解明を目指してー地下と地上部の資源分配ー」
小林慧人(京大D1)
→所感:今年の4月から5月にかけて淡路市で行った地下部の調査について報告しました。竹林の炭素循環において、これまで測定が大変でかつ難しいために、定量化できていなかった地下茎の生産量を、エアスコップを用いることで定量できたということがポイントでした。地下部のバイオマス・生産量は地上部に匹敵するくらいなのです。泥臭く地下部を見ていきたい!という方が増えればいいな、と思いました。
4. 「WBC報告・メキシコ竹歩き」
笹原千佳(京大D1)
→所感:世界竹会議から帰ってきたばかりで、すっかりメキシカンに染まった笹原さんからとても楽しい報告がありました。町の様子、植物園における世界の竹の紹介など、最後まで聴き飽きませんでした。また海外の竹仲間との再会もあったとのこと。グローバルですごいですね。今回のWBCの様子をまとめておられるようで、竹文化振興協会発行の会誌「竹」に半年以内には掲載されるそうです。
発表会の様子
(文責:小林)
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